調布 飛行機 事故 がぞう 

調布市の閑静な住宅街に、突如小型飛行機が落ちて、

3人が死亡、5人が重軽傷を負う航空機墜落事故が発生しました。

 

 

未だ墜落した経緯が明確に分かっていない今回の墜落事故ですが、

死亡した墜落機の機長の身元などを調べていくうちに、

事故が起きた様々な原因・理由が判明してきました。

 

 

小型機墜落の機長は誰なのか?名前や仕事内容から浮かび上がった事故の原因

 

 

調布市の飛行機墜落事故を引き起こした主犯となる人物、

飛行機パイロットの犯人の名前は川村泰史機長(36)という人です。

 

 

川村泰史機長はパイロット養成会社「シップ・アビエーション」

という組織を経営していることが分かったのですが、

このパイロット養成会社を運営するのに必要な

「航空機使用事業」の許可を受けていなかったそうなのです。

 

 

川村機長は、訓練の指導に不可欠な免許「操縦教育証明」

は取得していましたが、

現在日本国内で定められている国土交通省の航空法の規定では

その資格だけではパイロット養成事業を経営することはできません。

 

 

墜落した小型航空機のパイロットだった川村泰史機長は

自身の会社のホームページでは

「関連役所等の理解が得られず、許可を受けるに至っておりません」

「自分の会社の訓練は、航空機使用事業ではなくクラブ運営方式である」

と主張してはいます。

 

 

もしかすると、川村機長の言っていることが正しいのかもしれませんが、

実質これは違法な運営だと公に言っているようなものでもありますね。

 

しかしながら、墜落事故を引き起こし、

民家に住む一般人に大混乱を招いた今、

そんな言葉を聞き入れてくれる人はいないですよね…

 

 

飛行機を飛ばしていた新たな理由・原因 遊覧飛行をしていた!?

 

 

平和な地域にド派手な事故を巻き起こした今回の墜落事件。

 

事件の日、なぜ飛行機を操縦していたのか、調査が続くうちに

「遊覧飛行」を行っていた可能性が高いことが

関係者の間で分かってきたそうです。

 

 

調布飛行場では禁止されている遊覧飛行というものがあるそうで、

その禁止事項に含まれる飛行を行ったのではないかと言われています。

 

 

 

実は、事故当日に川村機長にフライトを希望した搭乗者がいたそうですが、

川村さんは初め「都合が悪い」と話し、依頼を断ったそうです

 

 

しかし、仕事上付き合いが長い

飛行機の管理・整備を請け負う「日本エアロテック」の小山純二社長からの

直接のお願いだったので、断りきることが出来ず、

「慣熟飛行」とウソの飛行目的を記載し、

今回の墜落機でのフライトを決行したという

いきさつがありました。

 

 

調布小型飛行機の詳細 どのような機体だったのか(画像あり)

 

事故機 機長 名前 画像

 

調布市の住宅地に墜落した小型飛行機の名称は

PAー46(マリブ・ミラージュ)と呼ばれている航空機です。

 

 

記事の一番上の写真にも掲載していますが、

こちらの小型飛行機、実は11年前の2004年10月に

札幌市の丘珠空港にて着陸失敗し、不時着したという経歴を持っていました。

 

 

 

「まさか、元々ポンコツで壊れていた機体だったんじゃないか!?」

とも思われますが、

その後は修理が施され、耐空証明検査に合格、

今年の5月にも検査を受け、見事合格していました。

 

 

事故が起きた7月26日(日)と同じ月にも

飛行していましたが、何も異常は見当たらなかったそうです。

 

 

しかし、墜落事故を起こした飛行機にそんな前科があるのなら、

やはり何か機体のどこかに問題があるのではないかと

疑ってしまいますね。

 

 

そして、事故当日、偶然にも搭乗者からのお願いがあったり

航空機の管理業者社長からの依頼もあったりと

規模の大きな出来事でも、

いくつもの偶然が重なって起きるんですねえ。

 

(そう考えると、自分も「ちょっとくらいイイや!」みたいな気持ちで

下手なことは出来ないなあと怖くなってブルブルと震えてしまった

他人事とは思えないニュースでした。