日本 鮫 事故 画像

今年は猛暑で海水浴へ行く人も多いようですが、

サメの出現回数やクラゲに刺されたという被害も

例年以上に増加しています。

サメが出現し、遊泳禁止になった海岸もいくつか出ているそうです。

 

 

鮫と聞くと、恐ろしいイメージがありますが

本当にサメは全て危ない生物なのでしょうか。

 

また、日本での被害・事故に遭った回数というのは

一体どの程度なのでしょうか。

(サメに襲われるのかと思うと恐くて海に行けないいいぃ!!!

そんな臆病な私が、徹底的に調べ上げた結果をご紹介いたします。)

 

日本国内におけるサメの被害情報・事故確率について

 

 

日本国内でサメに襲われ、被害を受けたという件数は

年1回あるかないか、という程度です。

 

 

「え?なんか少なくない!?」

はい、そうです。日本国内ではサメによる事故は非常に少ないのです。

 

 

 

実は、サメに襲われる確率というのは

年間1億1000万人に1人の割合なのです。

 

 

ドリームジャンボ宝くじの1等の当選確率が

1000万分の1なので、

サメに襲われる確率は、宝くじの1等の11倍もの確率に計算できます。

 

 

また、その中でも海水浴目的の人がサメに襲われるという確率は

さらに低く、ほとんどがサーファーやダイバーのダイビング中に

被害に遭っています。

 

 

 

つまり、一般人が鮫に襲われる可能性というのは

実を言うと天文学的に低い、奇跡とも言えるような確率なんですね。

(そう言ってしまうと、襲われた人が気の毒ですが。

しかしこれが現実なのです。

でも、これで安心して僕も海水浴にも行けるぞお!!)

 

 

日本国内におけるサメの生息地・出現場所

 

 

鮫の出現場所は、太平洋側だけではなく、

ときには日本海側でも発見されていますので、

以外にも日本国内どの地域でも現れる可能性があるそうです。

 

 

サメの生息地は、基本的には沖合の方なのですが、

5~9月の温かい間に陸地へ近づいてくるケースが多いため、

出現率、被害のどちらも沖縄が一番多いです。

 

 

サメは意外と安全だった? 世界中の人々に誤った認識・イメージを植え付けた映画「ジョーズ」の影響力

 

 

サメの種類は数十種類確認されているのですが、

その内、人間を襲うさめは

・ホオジロザメ

・イタチザメ

・オオメジロザメ

なんと、この3種類だけなのです。

 

 

上の3種類のサメ以外にも、

シュモクザメ、アオザメ等の

人間を襲う可能性のあるサメは生息していますが、

これらのサメは基本的に臆病なため、

人間を死亡させるほどの被害を出すことはほとんどないそうです。

 

 

日本の水族館でもよく見かける

ジンベイザメなどは、全く人を襲わず、温厚な性格

プランクトンなどを主食としていますね。

 

ジンベイザメ 画像

上の画像は、ジンベイザメと一緒に泳ぐダイバーの写真です。

ジンベイザメは、一緒に泳ぐこともできる

ダイバーも憧れのサメなのです。

 

 

 

しかし、鮫は安全な種類の方が多いのに、

なぜそんなに恐れられる存在になったのでしょうか。

 

 

それは、ハリウッド映画「ジョーズ」が影響していたのです。

 

 

たかが映画ですが、その影響力は絶大なもので、

サメを知らない、見たこともない世界中の一般人は皆

鮫と聞くと怖いイメージを持つようになったのです。

 

サメは健康食材としても、珍味としても

広く知られています。

 

映画「ジョーズ」の大ヒットがなければ、

サメは人間にとってもっと身近な存在になっていたかもしれませんね。