小笠原 地震 地図 震源3

「昨日の小笠原諸島の地震は全国的にめちゃめちゃ揺れて、めっちゃ怖かったぜー。

しかし、震源地の小笠原諸島付近って地図で見るとどの辺りなんだ・・・?

えぇ??こんなに遠い位置だったの!?(上の地図の×印が震源地)

なんで離れてるのにこんなに揺れる!?わけわからん!!」

(遠くても揺れた今回の地震の原因は下の方で解説いたします。)

 

 

小笠原諸島でマグニチュード8.5の地震。地図で見た震源地の場所

 

 

2015年5月30日(土)、20時24分頃、

マグニチュード8.5の大きな地震が発生しました。

震源地は小笠原諸島西方沖。

小笠原諸島 地震 地図 震源4

 

今回の小笠原諸島の地震、震源地を地図で確認すると

上の画像の赤い丸印付近です。

この場所から深さ約590キロの位置が震源になります。

 

 

幸い津波の心配はなく、今後余震で強い地震が起こる可能性は低いとの

専門家の見解が述べられていましたので一安心・・・

 

ですが、電車が一時運転停止し、道路交通も混乱したため

こちらのサイトへ来てくださった方の中にも

「家に帰ったのは次の日だった」

という人もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

私は関西在住ですので地震の揺れや影響はほとんど感じませんでしたが、

関東では停電やけが人も出たそうですね。

 

 

私は阪神淡路大震災のときに神戸に住んでいたので

地震の恐ろしさはわかっているつもりですが、

本当に自然の力というのは恐ろしいです、怖いです。

(ガンで有名人がなくなったときといい、

なんだか最近怖がってばかりです。自分が元々チキン野郎なのは自覚していますが、

本当に臆病者だなと再度自己嫌悪に陥る私でした・・・。)

 

 

小笠原諸島が地震の震源地なのになぜ本州での揺れが強い?地図で見る地震の仕組み

 

小笠原諸島 地震 地図 震源

 

この疑問については、地図と図で説明するのが一番わかりやすいと思いましたので

用意いたしました。

 

 

なぜ震源地から遠い場所が揺れるのかという今回の問題ですが、

今回の地震は上の図のように

震源地から遠い場所が大きく揺れるタイプの地震だったそうです。

 

図の太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に押し込まれていき、

そのエネルギーが今回爆発したといいますか、

よくしなる木の枝みたいに、ビヨーンと飛び出したんですね。

 

小笠原自身 地図

その結果、飛び出した枝の先っぽに当たる部分(今回で言う東京付近)

が一番強い影響を受けたのは自然の仕組みからいうと当然の話だったんですね。

 

小笠原諸島 地震 地図 震源2

 

しかし、地図で見るとこんなに遠い震源地なのに

地震の影響がその真上ではなく、遠い位置に来るというのは

素人には予想できないのでやっぱり怖いですねえ。

 

実は、今回の地震を予想した教授で

震度も言い当て、震源地までほとんど同じ場所を特定していた人がいました。

名前は木村政昭さんという方だそうです。

 

教授のいうことなんて、適当すぎてはっきり言って信用できないと

思う人も多いかもしれませんが(私もその一人ですが)

地震の予知システムなんかは段々精度が上がっていっているみたいなんで

自然を研究する専門家は応援しなくちゃなあと反省した私でした。