カップヌードル パスタ 発売日 いつごろ 画像

日清がカップヌードルのパスタスタイル(PASTA STYLE)

なるものを発表、発売することが決定しました。

 

 

すでに即席パスタは本格のスパゲティが楽しめる「スパ王」

が定番の人気カップパスタになっていますが、

カップヌードルパスタバージョンはどのような戦略で

売り込んでいくのか、気になるところです。

 

(というより、上の画像を見てしまうと、

私は中身が気になって仕方がなくなってしまったので

その気になる味・食感・そして戦略についてリサーチし、

その結果をご紹介いたします。

 

 

カップヌードルパスタスタイル 発売日は6月29日 気になるパッケージや中身の画像

 

 

日清 カップヌードルのパスタスタイル

中身を見てみると、

普段通りのカップヌードルの麺とほぼ同じような中身です。

 

カップヌードル パスタ 画像

 

通常のカップヌードルとの違いは、

調味オイルと調味ソースが付属している点でしょうか。

見た目だけですと、カップラーメンが出来上がりそうな内容です。

 

カップヌードル 画像

 

しかし、新たな相違点を発見。

なんと、お湯を捨てるコーナーがありました。

 

でも、良く考えたら

熱湯を捨てる場所がなかったら

スープパスタになるか、

もしくは本当にカップヌードルそのものになってしまいますよね。

 

カップヌードル パスタ 発売日 いつ

 

お湯を注いで5分経ったらお湯を専用コーナーで捨てて、

調味オイルと調味ソースを入れて混ぜ合わせます。

 

お湯で戻す時間が5分・専用の油がついてくる

という細かい設定に、日清のこだわりの強さを感じられます。

 

 

美味しいけどパスタとしては認められない理由・原因

 

 

即席カップ麺の大手メーカー日清のこだわりのカップパスタですが、

この渾身の一品がスパゲティの本場、イタリアでは

ほとんどパスタとして認められていないそうです。

 

一体どうしてなのか?味に問題があるのか??

 

 

実際にカップヌードルパスタスタイルを食べてみると、

思った以上に本格的なパスタの味がします。

 

「それじゃあパスタとして問題ないのでは?」

と思いますが、パスタとして認められない原因は

味そのものではありませんでした。

 

 

パスタとして認められない理由、

それは

カップヌードル独自のモチモチとした弾力のある麺の食感にありました。

 

 

カップヌードルPASTA STYLEの麺は

通常のカップヌードルとは違い、太くて大きな特別仕様になっています。

 

 

しかし、その食感はというと、

本格パスタには絶対条件の「アルデンテ」ではなく、

モチモチした日本人好みのスタイル。

 

 

つまり、カップヌードルのパスタ版は

本場イタリアさながらの本格的な食感を求める人のために作っていたのではなく、

あくまでも日本人が好きになりそうなテイストを究極まで突き詰めた、

まさに日本人のための日本発パスタだったのです。

 

 

本格パスタを手軽に食べられる即席麺といえば、

スパ王がはじめに思いつくのではないかと思います。(私だけかな?)

 

 

そんな美味しいカップパスタが先に販売されているのに、

カップヌードルパスタスタイルはどのように日本市場を攻めていくのかと

疑問に思っていましたが、

調べてみた結果、どうやら完全な差別化がされているようです。

 

 

「イタリア人が認めなかったパスタ」

というキャッチフレーズも注目度バツグンのコピーです。

おそらくプロが考えたのでしょう。

 

「大手の企業はボロ儲けしている」という

偏見でしかないようなイメージを持っている私ですが、

やはりマーケティングや販売戦略は洗練されていて、

さすが大企業だなあと実感してしまいました。