ギリシャ危機 画像

優雅な港町に、優雅な人々・・・

ギリシャといえばそんなイメージがありましたが、

本当は財政が火の車。

 

借金を踏み倒すつもりでお金を借り、

デフォルトが決定、EU脱退の可能性もでてきました。

 

しかし、ヨーロッパの一国がこんな大変な財政状況に陥っていて

日本に影響はないのでしょうか。

 

そして、ギリシャ危機と呼ばれるほど財政が悪化してしまった原因とは

一体?何が理由だったんでしょうか。

 

 

ギリシャ危機 デフォルト確定でどうなる?日本に与える影響はあるのか

 

 

ギリシャ危機の結果、デフォルトすることが決定したようです。

 

ちなみに、デフォルトとは

日本語では「債務不履行」という言葉になります。

つまり、ギリシャは借りたお金を

返すことができなくなった状態に陥っているのです。

 

 

ギリシャはデフォルトにより、

国の借金である債券の利払い行うことができなくなり支払いを停止しました。

 

これは、現在のギリシャでは約3170億ユーロ(42兆円)の借金を返すことが

事実上不可能になったということなので

資金を融資していた、または債券を買ってくれていた周りの国や

投資家などにとっては大問題です。

 

 

周辺国やEU加盟国にとっては大迷惑なギリシャ危機ですが、

そんなギリシャ経済の破綻は日本にどのような影響を与えるのでしょうか?

 

 

 

結論から言いますと、

日本国内の生活に大きな問題が起きるといった

大きな影響を受ける心配はないようです。

 

 

その理由のひとつに、

ギリシャ国債を日本の金融機関はほとんど所持していないというものがあります。

 

 

もし、日本の銀行などが巨額の資金を融資していたなら、

そのお金は一切返ってこず、

その結果資金繰りが厳しくなって銀行が破たんしてしまえば、

私たちの貯金しているお金が返ってこなくなる可能性があります。

 

 

また、日本政府がギリシャ国債をもし買っていれば

私たちの税金で集められたお金が一気になくなるということにも

なってしまったでしょう。

 

そんな結果にならなくて本当によかったです。

 

 

ただ、株価は為替関係は影響を受けているようで

6月29日にギリシャがデフォルトに陥ったとき

日経平均株価が600円ほど急落し、

今年の中では最大の下げ幅となったそうです。

 

 

また、ギリシャ経済が破綻し、具体的な対策などがなされない状態が続くと、

ユーロの価値が下がり、日本の円やドルなどが高くなる、

円高ドル高ユーロ安という状態になるとも予想されています。

 

 

ギリシャ経済破綻の原因は怠惰な国民性にあった

 

「ギリシャには歴史的で希少な建造物もあり、街並みもとてもキレイ。

さぞや文化も優れているのかもしれない。」

 

と思っているとしたら、それは大間違いです。

その理由は下の画像をご覧いただければわかるかと思われます。

 

ギリシャ 破綻 原因

 

この「ギリシャ人の一日」の表を見ていただくと分かるのは

「午前中しか仕事していない。」

「午後は昼寝してゆっくりしておしまい。」

ということです。

ギリシャの人々が普段どれほどのんびりしているのかがこの表でわかります。

 

 

実は、地中海周辺の国々は、イタリア、スペインなど

働くのが嫌いな国民性を持っているところが多く、

ギリシャはその中でも一番怠け者の国なんだそうです。

 

ギリシャ人が怠惰だという主張を通す証拠もきちんとありました。

 

ギリシャの国民 画像

 

上の画像を見ると、ヨーロッパ各国は

ドイツが一番勤勉で信頼できる国にあげているので

そこばかり注目しがちになりますが、

ギリシャの列だけを見ると、わかってくることがあります。

 

 

ギリシャは、自分の国が一番すごいと言っているのに対し、

ヨーロッパ各国のほとんどが一番怠惰で信頼できない国は

ギリシャだと主張しています。

 

 

ギリシャは働くことを美徳と考えない人が多い地中海周辺でも

筋金入りの怠惰な国だったんですね。

 

 

そんな国民性ですから、国も国です。

働かないくせに社会福祉は手厚く、働く人間の公務員の割合が7割です。

しかも、公務員の給料は民間企業の3倍もあります。

 

 

その上、驚くことに労働時間は日本やドイツよりも高いという

グラフがあるのですが、国内総生産(GDP)はEU全体の2%です。

 

これは、ギリシャ国民は職務中もただ単に無駄な時間を過ごしているだけで

何も生み出さない、社会に対して何も貢献していないという証拠にもなります。

 

 

そんな馬鹿な国民たちが運営している国、ギリシャ。

今現在もEU各国に対応をせまられているのに

国民投票をするから結果が出るまで待ってくれという呑気ぶりです。

 

 

そんなギリシャがEU加盟国に

「お金がないからもっと貸してくれ。」

「お金を貸さないと、ギリシャと一緒に他の国も破綻するぞ。」

「ギリシャの経済回復に協力しないと、EU加盟国が大混乱するぞ。」

半分強迫とも言えるような発言をしているのですから、

EU加盟国もあきれてしまっているのです。

 

 

ですので、最近のギリシャ関係のニュースは、

どれほどギリシャがバカなのかということを

世界へ向けて発信しているということにもなります。

 

 

しかしながら、ギリシャ経済破綻の原因を探っていくと、

なんだかこれって人間一人一人にも言えることなのかもしれないなあと

感じずにはいられません。

 

「所詮国といっても、国は人が作るもの。

私達一人一人が国を創るのですから、

自分も責任を持ってきちんと働いて生きていかないとなあ」

と、心した私でした。

 

怠惰な国ギリシャの作る映画を観ても

怠けを良しとする習慣があることがよくわかります。

 

ギリシャを理解するには、

ギリシャ発の映画を観るのもオススメかもしれません。

(まあでも、今更ギリシャを理解する必要はないのかもしれませんが)